本協会はステンドグラス事業に携わる、法人・個人・賛助会員から構成され、すべての会員が「ステンドグラス技能工芸士資格」を有する組織団体です。

歴代の会長(設立40年の歴史の中)はステンドグラスを建築業界に納めてきた法人企業の代表で設立メンバーの先駆者の方々は明治時代に英・欧州から伝わった鉛線組込(レッドケイム技法)を導入し現代に継承してまいりました。これらの技術の継承と時代に即した建築スタイルに併せ、当協会は展覧会・研修会開催を通して会員相互の情報交換の媒体、技術向上を担っております。又今後入会される会員の方々にも「ステンドグラス技能工芸士資格」の取得を当協会が指導致します。(* 協会加入の特典として会長推薦によるステンドグラス技能工芸士資格認定制度が有ります)

近代、ステンドグラス文化の多様化により銅テープ技法「ティファニースタイル」のステンドグラスアートが普及する中、本協会理念は沿線組込・銅テープ・ミックス工法のそれぞれの技法の基準をクリアした技術技法の継承です。 業界の主導者として、その基準に適合し製作されたステンドグラスの彩りが人々の心を癒し芸術文化の向上と社会貢献に繋がれば幸いです。

平成30年 12月吉日
日本ステンドグラス協会 会長 髙木成忠